マラソンで完走するために事前に準備しておくべき心との闘い方

マラソンはメンタルとの闘いだといわれます。
こえは決して大袈裟な言い方ではなく、
中盤から最もつらいのは、心肺でもなければ、脚でもない。
最もつらいのは気持ちの痛みです。
この気持ちのつらさは二度襲ってきます。
20Kからのメンタルの戦い
20kぐらいだと練習を積んでいれば走れます。
しかし、ここから先は日常の練習ではなかなか難しくなります。
仕事で忙しい50代のおっさんにとって20Kの練習を確保するのは週に1~2日が限界でしょう。
20K程度だと、まだまだ粘れるんですが、ここを過ぎたあたりからメンタルとの闘いが始まります。
ここで、もうダメかと思った時、
自分の心臓肺脚とコミュニケーションをとってみてください。
心臓は苦しいか?No
呼吸はできるか?Yes
脚は痛くで動かないか?No
ひとつひとつ確認してみると、まだまだ走れるのに気づくはずです。
ここを乗り越えると、しばらくは走れます。
次のメンタルとの闘いが襲ってくるのは30Kを越えた時、
30Kからのメンタルとの闘い
ここではいよいよ脚が動かなくなります。
ここでのメンタルとの闘いが、、、
ここからの闘いを乗り越える方法は
苦しさを楽しむこと。
動かなくなってきた脚に、「動けぇ~~~」と気合いを入れる。
ここでガマンしてほしいのは、絶対に立ち止まらないこと。
脚の痛さに負けて、ちょっとだけ止まって・・・・
心の言いなりになると、そこから走り出すのは非常に難しいです。
書籍などでは、一度立ち止まってストレッチをして、再びチャレンジのようなことを書いている場合もありますが、それが該当するのはまだまだ余力が残っている証拠です。
あるいはすぐに体力が復活する若者には有効かもしれませんが、ここまでで体力も気力も使い果たしたおっさん初心者おっさんランナーにとっては、ここで立ち止まるのは致命的です。
立ち止まって再び走りだしても、50メートルもいかないうちに、再び脚が痛くて走れない、
しばらく歩く。そしてまた50メートルくらい走る。その繰り返しになります。
とにかく踏ん張る。
事前に知って心の準備を
このメンタルとの闘い、
事前にわかっているかわかっていないかでは大違いです。
必ず襲ってくるメンタルとの闘い、どのくらいの距離でどのような敵が現れるか事前に知って備えましょう。
そうすれば、勝てる可能性がでてきます。
敵を知って、それに備える。
もう、それしかありません。
このメンタルとの闘いも含めて楽しむのもマラソンの醍醐味です。
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