初日100mも走れなったのに、続けられた理由
趣味を続けられるかどうかの分岐点は・・・
新しいことを始めようと思った時に、それが趣味や楽しみで始める場合、続けられるかどうか初日によって決まるのではないでしょか?
昔(学生時代)はじめてスキーに行った時の事、いきなり先輩に頂上まで連れていかれ、
ひところ「降りろ」その一言で指導は終わり。
当然滑り方も止まり方もわからず、スキーで滑るというよりも、お尻で少しずつ下まで降りてきました。
当然、スキーなど面白いとは思いませんでした。
もし、日帰りで行っていれば、それ以降スキーをやる事はなかったでしょう。
しかし、その時は2泊3日で行っていたため、2日目3日目と、やらない訳にはいかない。
いやいやながらも、やっていると少しずつ滑れるようになってきました。
3日目になるとスキーの楽しさも少しずつわかってきたのです。
おかげで、それ以降もスキーを続けることができたのですが・・・・
今回のジョギングもそう。
初日100mも走れなかった状態で、やっぱり無理かと止めていたら、2度と走ることはなく、
今のような走ることの魅力楽しさを知ることはなかったでしょう。
走り続けられた理由
では、なぜ走り続けることができたのか?
おおきく二つの要因があったと思います。
先行投資をしてしまった
先にもお話ししたように、走りはじめる前にランニングシューズ、キャップ、サングラスと最低限必要なギアを買ってしまったのです。
せっかく買ったのに、一回で止めるともったいないな。
という気持ちがあり、もう少し走ってみるかという思いになったのです。
もったいないから、
その気持ちが主で、2回目3回目と走る歩くことを繰り返していると、走ることがだんだん気持ちよくなっていきます。
知識は後回し、気持ちがいい・・それだけで走っていた。
走り始めたころは、教則本など読んでなく、当然フォームはぐちゃぐちゃ自己流で走っていました。
もし最初に、頭(知識)から入っていたら、こんなにも続かなかったことでしょう。
走ること自体が気持ちいいから走る。
そして、より気持ちいい経験をするために、より長くより遠くまで走れるようになりたい。
そこからフォームについて学ぶ。
つまり、気持ちがいい(感情)から入り(フォーム)知識へと移行する。
これが長続きできる理由だと思います。
ランニングと仕事との共通点は
仕事でも同じようなことが言えますよね。
あなたも経験があると思います。
ビジネスプランやマーケティングなど頭でっかちになりすぎて、100%の知識や準備などを求めていると、なかなか行動に移せず、やっと行動を始めても、すぐに停滞してしまう。
なんてことがあるでしょう。
大切なのは、ある程度の準備ができたら、まずは行動してみる。
そして行動しながら修正していく。
これが成功の秘訣ですよね。
ランニングなどのスポーツもそうです。
最初からあまり考えすぎるとなかなか一歩が踏み出せません。
ランニングはゴルフやテニスなどとは違い、一人で、今すぐにでも始められます。
まずは、第一歩走りはじめてみましょう。
すぐに気持ちよくなることができ、継続することができるようになるでしょう。