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筑後川マラソン2018~痛みと共に走り続けた42キロ

 

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軽い気持ちで走ってみたらドップリはまってしまった、遅咲きデビューのおっさんランナー。 タイムでは若い連中には勝てないけれど、おっさんにはおっさんなりの楽しみ方があります。 タイムや順位だけではないランニングやマラソンの楽しみ方をお話ししていきます。

 

曇り空
10:00、スタートの号砲とともに、勢いよくスタート・・・
といかないのが市民ランナー、それも初心者やタイムの実績がない大勢のランナーは
後方から、ボチボチと歩きだします。
これから42キロのタイムを競う(人と競う気はなくても、自分の記録には勝ちたい)という緊張感はなく、笑い声やおしゃべりと和気あいあいの雰囲気の中スタートしてきます。

不安を抱えたままスタートしていく

筑後川マラソン2018-01

いよいよスタート

このスタート地点に立つまでの間は、ひとつの苦難(?大袈裟です)があった。

足首の関節を痛めてしまったようだ

10日ほど前、ロング走のトレーニングをしていて、途中足首に違和感が・・・
少し痛みを感じながらも、大会も近づいていたことだし、止めるわけにもいかないと、
走り続けたのだ。
その結果、夜から痛みが増してきて、次の日は右足首から脛にかけて、真っ赤に腫れていて
歩くのにも激痛が走る始末。
その後、今日まで十分な練習ができなかった。
シップなどで養生したのが、痛みは残ったまま、今日に至っている。

どこまで走れるか?
完走できるか?
不安を抱えたままのスタートになりました。

スタートラインを通過、目標はもちろん「サブ4.5」

筑後川マラソン2018-03

コース全図

ここでガ―ミンもスタート。
いよいよ本格的にスタートとなります。
42キロのツアーに出発していきます。

今回の目標はもちろんサブ4.5
しかし、脚の状況を見ながら修正してくことに。
ちなみに今の状態は、苦痛で顔をゆがめるほどではないが、痛みによる違和感がある。

今日のマラソンマネジメント

ここで今日のマネジメントを
最初の5キロぐらいまでは、キロ7分ぐらいのペースでゆっくりと、足首をいたわりながらのラン。
5キロを過ぎたあたりから、少しペースを上げて
5~10キロをキロ6分30秒
10キロ~30キロを6分20秒
30キロ~37キロを6分20秒
最後の5キロを残りの力をすべて出し切って・・・・
理論上は、これでサブ4.5が達成できるはず。

0~5キロ

計画通りにキロ7分程度のスピードで走り始める。
これはかなりゆっくり目なので、次々に抜かれていきます。
つい周りのペースにつられそうになるのだが、ここはガマンガマン

脚の調子はといえば、、、やや痛い!
が、走れない状態ではない、実際走れているのですから・・・

最初川下に向かって走りだすが、すぐに折り返し川上に向かって走りだします。
川原では、応援の太鼓や声援で見送ってもらいます。
これが、ホントに気持ちいのです。
嬉しくて、ありがたくて、マラソンって本当にいいなぁ~と思える瞬間ですね。

応援の間をすり抜けて、いよいよ河川敷のコースを進んでいきます。

ペースもキロ6:46と少し早い気もしたが、このまま維持していくことに。

5~10キロ

5キロを過ぎ、痛みはあるものの少しペースを上げてみるか?
と、最初の計画通りキロ6分30秒くらいまで上げみる。
周りはすでに歩いている人もいる中、スタート直後に抜いていった人たちを抜き返していく。

そんななか淡々と進んでいくと、10キロを超えたあたりで痛みが増してきた。

10キロ~ 最初の波が・・・もう走れない?

これはヤバい!
めっちゃ痛いやんけ。
痛みと同時に、膝に力が入らずに、膝が抜ける状態に。
「早くも無理か?・・・」
と弱気になる。

しかし、
「まだ走ってるじゃん!」
走れないかもと思いながらも、まだ走れているではないか
痛いが、まだ走れている。これが事実です。
走れている以上、止めるわけにはいかないよね。
と、自分に言い聞かせてそのまま走り続けていく。

とにかく折り返し地点まで、がんばってこのペースを維持していこうと、
走り続けることにしました。

途中給水所では必ず水分をバナナでエネルギーを補充しながら、少しでも筋力を保持しながら折り返し地点まで進んでいきます。

しかし、ペースを維持することができず、徐々に落ちていきます。

15キロ~

そろそろトップランナーが折り返してくるかも???
なんて思っていると、先導の自転車が
「トップのランナーが来ます。少し空けてください」と、
通り過ぎていきます。

そう、今回のマラソンコースはとにかく狭いのだ。
河川敷のサイクリングコースを使っていて、しかも往路復路がすれ違う形になる。
片側2人分が精一杯で、3人並ぶとすれ違いができなくなる状態です。

その直後に、トップを走るランナーが走り抜けていきます。

その時の感想ときたら
「メッチャ速いやん」
「市民ランナーでもトップクラスは42キロをこんなスピードで走り抜けるん、すげぇ~~~」
という感じです。

自分とは全く別世界のランナーのようでした。

その自分といえば、いよいよきつくなってきた。
一歩一歩右足を踏み出すたびに激痛が走るようになってきたのです。

でも、折り返しまで・・・半分まで・・・あと4キロだ・・3キロだ・・・
「もう少し、ここで止まったり歩いたりすると2度と走れないぞ。」
とにかく、止まらず、歩かず、折り返し地点まで進んでいきます。

そこからはペースを上げることができず、徐々にペースも落ちていく。

折り返し地点、、ここからは小さな目標を積み重ねていく

やったぁ~
折り返しまで来たぞ。
あと半分、
なんて考えながら、コーンを回って、、、
ここまで来たら、もうタイムなど、どうでもいい。
とにかく走れるところまで、走り続けるのだ。
ゴールに目標をおくと遠いので、小さく区切っていくことに
まずは、25キロ地点まで走り続けるぞ

折り返し地点を過ぎた給水所で、もう一度気合いを入れ直して走り続けます。

半分右足を引きずるような形でも、なんとか走るという形はとれています。
そんな感じで、なんとか25キロ地点まで走り続けることが、、、

25キロ~もうダメだ走れない

しかし、この25キロを過ぎた時、
次は30キロ地点までだ、と気合いを入れ直そうとしたした瞬間、
脚が止まってしまったのだ。

ヤバい止まってしまった。

一回止まると、もうダメ。そこから走り出そうとするが、最初の一歩から、これまでにない激痛が。。。
もう走れない。

暫く歩いてみるか。
弱気になるが、走り踏み出せないのだ。

1キロぐらい歩くことで少しでも脚を休めることに。。。

右足を引きずるような形で歩いていると、今度は徐々に左足に痛みが、、、

それも、アキレス腱のあたり。
アキレス腱のちょっと外側が痛くてつりそうに。
思わず、再び立ち止まることになりました。

なんだよ、泣きっ面にハチとはこのことかよ。

「痛ってぇ~」と、その場に立ちすくんで自分でマッサージをしていると、後ろから来たランナーの方に「大丈夫ですか?」と声をかけられました。

「大丈夫です」と、答えるしかできず、暫くマッサージをして、なんとか歩けそうなので
とにかくゴールに向かって進んでいきます。

もう、ここからは、
歩く、少しよさそうだと、走ってみる。
走るといっても500mも進むと激痛で踏み出せなくなり、また歩く。
の繰り返しです。

救護班(自転車でコースを移動してくれている)と出会う度にスプレーで痛みを和らげてもらう始末です。

ドンドン後続に抜かれながらも、ここまで来たら、せめてゴールラインを通過しようと
それしか考えられないようになっていました。

ゴール手前2キロ~

沿道からの
「ファイトです」「もう少しです。頑張ってください」
と声を浴びながら、どうにか40キロラインを通過。

ここからゴールまでは走るか、
ここまで歩いてきたけど、ゴールラインだけは走って通り抜けたい
と、いう思いで少しでも走ることに。

もう一歩一歩、気合いを入れて再び走り始めます。

そして、なんとかゴール!!!
やったぁ~、痛いだけの42キロでタイムも散々だったけど、
このゴールを通過する瞬間だけは至福の喜びが感じられます。

筑後川マラソン2018-05

ゴール後

途中辛く苦しい42キロだったけど、ゴールした瞬間、とても楽しい42キロに変わりました。

マラソンって本当に気持ちいですね。

おわりに

筑後川マラソン2018-02

台風接近

今回は台風25号の翌日、スタッフの皆様は、昨夜8時ころからテントなどの準備をしてくれたそうです。
給水所での物足りなさはあったのですが、本当に一生懸命準備してくれたのでしょう。
きょう開催してくれたことに対して感謝しかないですね。

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