大会に向けてのトレーニング始動~久しぶりの15㎞ビルトアップラン
猛暑の中、避けていた自宅近くでの15㎞のビルトアップラン。
次の大会(10月7日筑後川マラソン)まで、日にちが近づいてきたので、いつまでも避けているわけにはいかなくなりました。
ここ数日、やや暑さが普通になってきたので、思い切って走ってみることに。
大会に向けての最初のビルトアップのペースは?
そこで問題になるのが、ペースをどうするか?です。
今の自分にとっての目標はサブ4.5(4時間30分)、
これを達成するためには、平均でキロ6”20で走らなければなりません。
到底、最初から最後までこのペースを維持するのは無理。
どうにか前半ペースを抑えて力を温存し、後半にペースを上げていく走り方が達成しやすい。
と、あのQちゃんを育てた小出監督も言っていました。
そこで、今回のタイム設定も
0⇒5キロ:キロ6”30
5⇒10キロ:キロ6”20
10⇒15キロ:命一杯で前半温存した体力を使い果たす。
で走っていくことに。
しかし、子の設定には落とし穴があるのです。
コース状況にどう対応するか?
実は、このコース、スタートから下りが続くのです。
約4キロは、多少の登りはあるもののほとんどが下り、
楽にスピードが乗れる分、セーブが難しくなる。
走りはじめ、もっとセーブしようと思うも、これがなかなか難しい。
「もっと、落として」と自分に言い聞かせながらも、
5キロ走ってみると、結果はキロ6”21
これは次の(5㎞⇒10㎞)のペース配分になってしまいました。
すると、そこからが、きつくなるのです。
ビルトアップである以上、ここからペースを上げていかなければならない。
10秒アップの6”10で走らなければならない。。。
(訳ではないのだろうが、やはりペースアップにこだわってしまう)
しかし、ここからの5キロから約1キロは、このコースで最もきつい登りとなってしまうのです。
なんとか、スタートから5キロまでに温存した貯金を使いながら、ペースを保とうとするものの、上りのきついところでは、6”50ぐらいまで落ちてしまう。
なんとか、それ以上落ちないように(なんとか6分台)登りきることができました。
そこからはゆるやかな登り3キロで、キロ6”10まで戻さなければならない。
キロ6分ジャストぐらいまでペースを上げると、すぐにオンタイム(キロ6”10)まで戻せるだろう。
しかし、そうすると、ラスト5キロのための貯金が少なくなる。
なんとか5キロいっぱい使って、オンタイムに戻すように、すこしずつペースをあげていくことにしました。
6”50から6“40・・・と6”16ぐらいまでは、すぐに戻せたのだが、あと4秒の負債が返せない。
つまり、今のペース自体が6”10ぐらいで走っていることになる。
平均ペースがなかなか盛り返せないまま、10キロ地点まで残り1キロを切ってしまった。
あと1キロで、どうにか取り戻そうとペースを上げることに。
ぎりぎりキロ6”11で10キロ地点を通過。
その時のペースはキロ5”50ぐらいまで上がっていたと思う。
貯金を使い果たしてラストスパート、、しかし、、、
さて、ここからが最後の踏ん張りどころ、
ラスト5キロを命一杯飛ばすことに。
しかし、脚が思うように動かない
一時的にキロ5”45ぐらいまではあがるのだが、そこから少し落ちていく。
そして、6”05ぐらいまで落ちて、そこから踏ん張ってペースアップ、
その繰り返し、一定速度で走れない。
なんとか「ゼーハー」言いながら、走りきったら結果キロ6”00
ちょっと残念ながらも、約5か月ぶりにこのコースでビルトアップができた。
タイムはまだ春の時点まで戻っていないが、これから次の大会に向けて追い込みをかけていけそうです。
ビルアップのマネジメント
体力の温存、レースペース、命一杯で組み立てていく。
前半の体力温存はどうしてもペースが速くなりがち、
ここで頑張ってゆっくり走ることがポイントだと思います。